IT(一体形)
SOP(スリップオン溶接式・板フランジ)呼び圧力 5K・10K・10K薄形鋼管を差し込んですみ肉溶接します。ハブが無い平板で、最も安価です。低圧の一般配管で使います。SOH(スリップオン溶接式・ハブフランジ)呼び圧力 5K・10K・10K薄形・16K・20K・30K板フランジにハブを付けて根元の応力を下げたものです。SOP では圧力や繰返し荷重に対して不足する場合に選びます。SW(ソケット溶接式フランジ)呼び圧力 5K・10K・16K・20K鋼管をソケットの底まで差し込んで外側だけを溶接します。小径(10A〜80A)の配管に使います。WN(突合せ溶接式フランジ)呼び圧力 5K〜63K の全て鋼管と突合せ溶接します。継手部の強度が最も高く、高圧・高温や繰返し荷重の掛かる配管で使います。LJ(遊合形フランジ)呼び圧力 5K・10K・16K・20K管に固定せず、スタブエンドのつばに掛けて締め付けます。フランジが回るので穴合わせが楽で、管と別の材質にもできます。TR(ねじ込み式フランジ)呼び圧力 5K・10K・16K・20K管用テーパねじで鋼管をねじ込みます。溶接ができない現場や、溶接を嫌う配管で使います。10A〜150A だけです。IT(一体形フランジ)呼び圧力 5K・10K・16K・20K・30K弁や機器の本体と一体に作られたフランジです。単体の部品ではないため、接合寸法を相手側と合わせる目的で引きます。BL(閉止フランジ)呼び圧力 5K〜63K の全て穴の無い板で管端をふさぎます。試験や将来の分岐のために配管を止めておく場合に使います。
弁や機器の本体と一体に作られたフランジです。単体で買う部品ではないため、 つなぐ相手のフランジと接合寸法を合わせる目的で引きます。 呼び圧力 5K・10K・16K・20K・30K にあります。
一体形フランジの寸法
備考
- 参考文献
- JIS B 2220:2012 鋼製管フランジ(表14・表15・表17・表18・表19)
- 原典は呼び圧力ごとに 1 表ですが、ここでは 1 つの表にまとめ、 呼び圧力の変わり目に区切り線を入れています。 呼び圧力によって規定の無い寸法は「−」です。 上の「呼び圧力」で 1 つだけ選ぶと、その呼び圧力に規定の無い列は 表から外れ、原典と同じ列の並びになります。
- 寸法図の右端の破断線は、ハブが弁や機器の本体へ続くことを表します。ハブの小径側 a とフランジの全長 T は、本体側の形で決まるため原典に規定がありません。
- 内径 d・ハブの大径側 b・すみ肉の半径 r は原典で参考値として示されている寸法です。
- 計算質量はありません。附属書F が一体形を対象外としているためです。
- ガスケット座はどの呼び圧力でも平面座(RF)です。
- 内径 d は、接合する鋼管の内径によって調整します。
